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2004.12.21

記述が具体的になったISO14004:2004改訂版の内容

 昨日、一昨日にかけて、業務ホームページに掲載していたISO14001:2004規格改訂内容の解説をFDISからIS(正式国際規格)に修正し、リリースした。

自分の解説は、単にISO14001の内容ではなく、ISO14001とISO14004の両方を含めた包括的な内容にしたつもりです。
なぜ、そのようにしたかというと
ISO9001の場合は、ISO9001は顧客の満足という観点から品質マネジメントシステムの要求事項がかれており、ISO9004は自組織を含む利害関係者の満足という観点から品質マネジメントシステムの指針が書かれている。
従って、ISO9001とISO9004では、目的が違っており、記述も若干違っている。
ところが、ISO14001とISO14004は目的が同じで、構成員全員で環境を良くしていく取り組みをしようという観点から作られている。ISO14001、ISO14004の両方を見るのが正しい理解につながる。
と感じたからです。

ところで、ISO14001には本文とAnnexがある。ISO14004を含めたこれらの関係は
 ISO14001 本文:EMS-認証/登録及び自己宣言のための要求事項
 ISO14001 Annex:ISO14001規格の利用の手引き(追加的情報)
 ISO14004:EMS-原則、システム及び支援技法の一般指針
となっている。

1996年版では、ISO14001Annexと、ISO14004とは同じようなことが書かれていて、ISO14001規格は読むが、ISO14004を読んで重宝する人は少なかったように思います。

ISOTC207専門委員会の方も、その辺を考慮してか、今回改定されたISO14001とISO14004の両方を読んでみると、ISO14004の記述が、かなり具体的になってきた様子が伺える。

特に、環境側面の抽出・評価・著しい環境側面の特定や、目的・目標・実施計画の解説は、かなり具体的になり付属書Aで事例まで踏み込んで紹介していて、これをよく読めば、参考書は要らないようである。

これらの内容は、pdfファイルですが自分の業務ホームページ、データベースに入っていますので、興味のある人は見て下さい。
 ⇒ISO14004:2004 環境側面の解説、目的・目標・実施計画の解説

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