Webサービス技術の動向
7月16日石川県産業大学講座「Webサービスの現状と今後の動向」を受講しました。
参加者はソフトウエア開発に従事している人が中心で、私は、Webサービスという言葉は聞いたことがあるが、何かということも良くわからない状態で参加したので、門外漢のような気もしました。
しかし、どんなものかという概要は、理解できました。
要するに、あちらこちらに分散されたソフトウエアをWeb上で、検索し自分のサイト上にあるかのように動かす技術だそうで、アメリカの調査では、市場規模は2010年には3兆円になると予測されています。
専門的になりますが、ここで使われる言葉は、検索エンジンがUDDI、情報をやり取りするメッセージがSORP、仕様書がWSDLで、HTMLに相当するこれらを記述する言語がXMLです(下図)。
この技術そのものは、現在開発中で試行錯誤を繰り返している段階、来年 マイクロソフトがVisualStudio.NET2005をリリースする予定で、その時点でかなりのことが確定するであろうとのことでした。
どんなことができるかというと、これは会場の石川県の観光ホームページを製作している人からの質問でしたが・・・観光ホームページ上で、エリアを指定して、ごんなグルメがあるかをクリックすると、グルメのサイトのソフトの接続し、内容が検索される、また、宿泊を検索するとその地域の観光サイトのソフトに接続し、宿泊先が検索されるといった使い方のなる。ただし、これはグルメのサイトや、観光のサイトがソフトを公開することを許諾した場合です。許諾しなければやりたくてもできません。
企業が活用する場合はイントラネットベースから始めて段階的に拡大する。例えばMRPや在庫管理から始めるのがよいのではないかと話しておられました。
進歩が早いですね、もう数年するとXMLがHTMLと同様に一般用語として使われるようになるんでしょうか?
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